2020年秋にWindows7から10へアップグレードした話
目次
きっかけ
私はWindows7から10への移行はやらなきゃいけないと思いつつ、ずっと先延ばしにしていました。
先日、愛用ソフトのクリップスタジオの新バージョンがリリースされたのでアップデートしたのです。
そしたら旧バージョンはそのまま使えるけれど
最新バージョンは10月以降Windows7は動作保証対象外になるとあって
立ち上げると毎度警告文が出るようになってしまいました。
無視して使うこともできたのですが何かがあったらと思うと怖い怖い。
クリップスタジオは私にとって一番大事なツール。恐れず使えるようでありたい。
そんなわけでずっと先延ばしにしていたWindows7から10へ移行を決意しました。
アホがする調べ事と思い込み
移行って それって どうするんだろう・・・・
なんとなくのイメージで
Windows10をダウンロードなりCD-Rなりで購入してPCに入れるのだと思っていました。
メーカーから無償でダウンロードできる時期はとうに過ぎていたので
いくらかお金がかかることは覚悟しました。
なのになのに何故か私は検索してしまうのです。
2020年でも無料でWindows7から10へ・・・ってなキーワードを検索してしまうのです。
探したらいっぱいサイトが出てくるのですが
それらを斜め読みして、だいたいこうなのかな?ああなのかな?とイメージを作っていきました。
そして私が作り上げた思い込みが
Windows7から10へ無料で移行できるのは企業さんのパソコンだけ。
一般的なパソコンはMicrosoft公式サイトからセットアップツールを無料ダウンロードして
それを用いて自分で買い求めたWindows10のライセンスを入力する。というものでした。
なに読んでんねん!アホか!って怒られそうですけど、よく読んだサイトはこちら
https://togeonet.co.jp/post-17115
マジでどう読んだらそんな思い込みになるの?って感じなのですが
どこのサイトも口酸っぱく書いてあるのが
10を入れるパソコンが10に対応しているか、容量が足りるか確認せよ。と
バックアップを取ってから10を入れろ。とのことでした。
準備をする
確認って、バックアップってどないしたらできるんやろ・・・とか思いながら検索して
Windows7の容量の確認の仕方(ハードディスク容量とかドライブ容量とか言うヤツ)
スタート⇒コンピューター⇒「ローカルディスクc」文字を左クリック⇒プロパティ
棒グラフと円グラフを見て「えー!こんなに空き容量少ないのー?」とビビりながら
せっせと不要ファイルを削除しました。
私は念のため置いておいた画像が大量にありました。
要るものと要らないものに分けるのもけっこう大変でした。
迷ったら外付けハードディスクに移動しまくり。
1フォルダが200GB以上あったりして
移動の際に時間がかかってゾッとしたりするのですが
外付けハードディスクの容量は2TBなので大丈夫。
TBって凄いんですね。無尽蔵に感じました。
削除作業に疲れたらディスククリーンアップ!
スタート⇒すべてのプログラム⇒アクセサリ⇒システムツール⇒ディスククリーンアップ
「削除するファイルにチェックを入れる」というのが分からなくて調べるのですが
調べた結果、全部にチェック入れて削除しました。
使用容量はパソコンを使うたびにすぐに増えるのでディスククリーンアップは何回もしました。
Windows7が10に対応しているかどうかを確認
スタート⇒すべてのプログラム⇒アクセサリ⇒システムツール⇒システム情報
型番とかプロフェッサとか合計メモリとか余裕そう。
システムディレクトリが32ってビビりました。64bitじゃないのかい?
買った時から64だと思っていたのですが検索したら32の中に64が入っているとか( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
そんなことをしているうちに夫が帰宅したのでこの件を話しました。
夫はバックアップ用のDVDを提供してくれました。
自分の作った細々としたファイルやデータは外付けハードディスクにドカッと入れて
それだけでもOKなんだけど何かあった時の復旧用に
Windows7の基幹的なデータをDVDに入れとくのが良い。と
いろんなサイトに書いてあることなんですがピンときてなかったのでよかったです。
バックアップもいざやろうとしたら画面にあるはずの項目が見当たらなくて困っていたのを
夫が画面表示を変えて見つけてくれて助かりました。
ちょっとの事が分からなくて不安で迷子になってしまう。
その日はとっぷり夜遅くなってバックアップまでして終わりにしました。
Windows10のOSを購入する
翌日、私はWindows10を購入すべく価格ドットコムを見ていました。
夫に「Windows10、高いの買うなよ」
「Amazonは高いと思うから価格ドットコムで探しなよ」
と言われていました。
私はWindows10はオンラインコード版を購入しようと思っていました。
送り届けられる時間が短縮できてよいと思っていました。
しかしAmazonより安いのがありませんでした。
オンラインコード版はパッケージ版より高いのです。
物が無いのになんでやねん!
価格ドットコムではオンラインコード版の表示が少なく
パッケージ版ばかりがアピールされていました。
しかも送料無料で即日発送のショップがいっぱいありました。
即日発送なら案外翌日午前中につくかも。
パソコン関係以外にもやりたい事が溜まっていた私は
Windows10、今すぐ手に入らなくてもいいんじゃない?と
なんだかパッケージ版のほうがいいんじゃないかしらって気になってきました。
しかしビビりの私はまだ決められず疑問がわいてきました。
「これは正規版なのか?」「Windows7から10へのアップグレードに使えるのか?」
これらの疑問にすぐに答えてくれるショップは・・・と思うと
「パソコン工房」さんに電話とチャットがあったのです。
メールのお問い合わせしかないところが多いのに素晴らしいです。
電話をかけたら話し中でしたがチャットは1分くらいで返信が来ました。
そして安心できる回答が得られました。
もう、ここで買おう!最安値ではないけれどここがいい!という気になりました。
ついでに書くとここは私の今使っているパソコンを購入したショップでした。
以前はゲスト購入したので今回はウェブ会員登録しました。
カードで購入手続きをしてまだ昼間でしたがこの日はこれで終わりにしました。
Windows10をインストール
翌日、午前が終わる10分前にWindows10は届きました。
待ち遠しくて届いた時とても嬉しかった。
すぐに開封してみたら
梱包がどんどん小さくなっていって
肝心のUSBがチョコンと 小さくて驚きました。
なんじゃこりゃ!どこに差し込むのよ!と思ったのですが
水色のはフタじゃないんだよ、取れないしその反対側を差し込むんだよ。
PCのUSBポートにちゃんと刺さるから大丈夫だよ。と
Amazonのカスタマーレビューが詳しく書いててくれました。
https://amzn.to/3nletGC
私はアップグレードの手順を以下のサイトから書き出していたのですが
https://togeonet.co.jp/post-17115#toc8
いつUSBを差し込むのか分かりませんでした。
AmazonのカスタマーレビューでWindows7を起動させた状態でUSBを差し込む。と
手順の一番最初にあるのでそうなんだな、とUSBポートに差し込んだのです。
セキュリティの反応する音を聞いて「しまった!」とすぐに引き抜いてしまいました。
セキュリティの反応はともかく、手順を誤った!と思ったのです。
最初にMicrosoft公式サイトからインストールツールをインストールしないとダメなんじゃなかったっけ?と
それが無いと入れられないんじゃないんだっけ?と
そしてMicrosoft公式に行き、書き出した手順の通りに進めたのです。
瞬く間に画面が展開していき、事が進みました。
そしてインストールに必要なツールを入れたつもりが何故かWindows10が入りました。
パッと見は何も変わっていなかったのですが
スタートボタンやアンダーバーがこれまでと違っていました。
クリップスタジオを立ち上げても警告文は出ず
ペンタブも問題なく使えました。
外付けハードディスクもつながって中身も移動できました。
アプリは1個だけ互換性がないとかで削除されたとメッセージが出ましたが
存在感のないアプリだったので問題なし。
WindowsからMicrosoftアカウントを求められて
以前作ったものを入れたら受け入れられ
PINも作れてしまいました。
何が何だかよく分からなくて、「???」となりました。
もしかしてWindows10は無料で手に入った?
アップグレードくらいならOSを買わなくても良かった?
ちょっと落ち込みました。
Windows7から10に移行できて
クリップスタジオもちゃんと使えそう
目指していたゴールにちゃんと着いたハズのに気分がモヤっとする。
夫が帰宅してこのことを話すと「わからーん」って言って
パソコンと参考にしていたサイトを確認してくれてました。
最初にちょっと刺したUSBから
Windows10が入ったのかと思ったのですがシリアルナンバーが違っていました。
結論はWindows7から10に無料でアップグレードするのは可能。
2020年10月でも可能。
購入したWindows10は利用できていない。買わなくてもよかった。
ということになりました。
Microsoftと私
やっぱり落ち込みました。
お金を払わなくてよかったのを払ってしまった事もそうですが
費やした時間がもったいなくてもったいなくて・・・・
あんなに調べたのになんで勘違いしたんだろうって
調べすぎたのかも・・・
何も調べないでいきなり公式サイトからオンラインコード版を買った方がよかった。
高くても早く済んだハズ。高いっていってもパソコン工房より3000円くらいしか違わない。
約2日節約できた・・・・・
ぶっちゃけ、臨時デジタルアシスタントに呼ばれていたのを断っていました。
クリップスタジオが安心して使えない状態だったから・・・
それを早く復旧させるべきでした。
何故私は安いものを探してしまっていたのか?
習性としか言いようがない!
自分が嫌になる。
いや、ちょっと待てMicrosoftは何考えてるんだ?
さんざんサポート期間は終わった。
無償アップグレードキャンペーン期間は終わったってアピールしてて
公式サイトでWindows10を19360円からって売ってるのに
公式サイトで無料ダウンロードできるようにしてるって
私はMicrosoftが分からない!!
検索したらそれについて書いてあるサイトがありました。
https://gigazine.net/news/20191202-windows-10-free-upgrade/
無償アップグレードキャンペーンが終わった後はWindows 10のライセンスを完全有料化する予定だったそうですが、
Windows開発チームであるWindows Developer Group(WDG)のトップを勤めるテリー・マイヤーソン氏は、
WindowsはもはやMicrosoftにとって稼ぎ頭ではなく、ライセンス収入よりもWindows 10の普及率を重視すべきだと主張したとのこと。
一方で、Microsoftは株式上場企業として、売上高と利益の損失を投資家に説明しなければならないため、
ライセンスを完全無料化にすることも不可能。そのため、Windows Updateでの無償アップデートを予定通り終了し、
Windows 10の新規ライセンスの販売を続けると同時に、
有償で入手したWindows 7とWindows 8.1の正式ライセンスに対しては
Windows 10ライセンスへの無償アップグレードを認めるという展開になったと、CokeRobot氏は解説しています。
Windows 10への無償アップグレードキャンペーンはなぜまだ続いているのか? – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20191202-windows-10-free-upgrade/ より引用
コンピューターソフトの世界ってこういうものなのかしら・・・・
クリップスタジオもコミックスタジオを購入したユーザーは無償でアップグレードできました。
バージョンアップも無償です。
使ってもらってナンボの物ってことなんでしょうか。
しかし今日も無償アップグレードができるのを知らずに
Windows10を購入するWindows7、8.1ユーザーっていっぱい居るんだろうな・・・・
お金の都合でアップグレードを我慢している人も居そう。
普及率を重視するなら無償アップグレード可能をもっとアピールしてよって思います。
windows7のサポート期間は終わりましたよ~
無償アップグレード期間は終わりましたよ~という方がアピールされている気がします。
思えば2016年、Microsoftはユーザーに向けて
Windows10にかえろ!かえろ!ってけたたましい程宣伝していました。
あまりにしつこいので私はWindows8.1からWindows7にパソコンを買い替えたのでした。
こんな私ってひねくれてる?
夫がWindows10のUSBはメルカリで15000円くらいで売りに出せばいいと提案してくれました。
しかし私は保証書に自分のフルネームをばっちりボールペンで書き込んでいました。
こんなところだけマジメにちゃんとしてる・・・( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
Comment
私はMac派、わたすも〜慎重派を標榜してますが、Appleのバージョンアップはものすげー頻度なので大変、と申しますか、いちいち付き合わない事にしてます。んでも、この間、ちょっとやな予感のする症状が出たので「最新OSの一つ前のOS」のインストールにチャレンジ。結果、足掛け3日がかりで「最新OS」に流されてしまったのです。おかげで、やたらと重い動作と小さな不具合がまだ少し残っていますが、一般的な事は問題が無いので今は様子見状態です。/私も「これがなくちゃ、動かなくちゃ」と言うソフトがありますが、そいつの為にわざわざ「旧式」Macを買い求め、「OS」もそのソフトに適合する上限にとどめ、ネットには繋げない、と言う体制。だから、スチール棚高さ180センチ2本が、新旧2台のMacとプリンター類が満杯で並んでいます。/小さい事では、「データの保存の仕方」に自分なりのルールを作っておかないと、新旧どちらのMacか、はたまた2台の外付けHDDの何処に求めるデータがあるのか、分からなくなってしまうでし。WindowsでもMacでも、OSの入れ替えは大変な作業だと思います。
鈴木とも実さん
コメントをありがとうございます。
私はMacについて無知なのですがバージョンアップが度々あるのですね。
そしてOSの入れ替えとなるとやっぱり3日くらいかかってしまうのですね。
新旧2台を並行して使うのは憧れたことがあります。でもけっこう大変そうですね。
私ならぜったい混乱します。そしてどちらかしか使わなくなるでしょう。
便利が不便にならないようにするには良い習慣がいりますね。鈴木さんは凄いです。