主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

劇団四季「ライオンキング」を見に行きました

 
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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

見ることを決めたわけ

 

舞台「ライオンキング」は、はるか昔に
アメリカのミュージカルとして紹介されたTV報道でワンシーンを見て
その独特の衣装に惹かれて「これはぜひ見に行きたいな」と思っていました。
日本でロングランになったので「いつか行こう」と思って22年たってしまいました。

昨年コロナで舞台などの公演中止が相次いで
ひょっとしたらもう見れないんだろうか?見ておけばよかった。って思いました。
幸い、また公演されることになったので行っておこうと
自分の誕生日が土曜日だったので夫と一緒に観劇することに決めて
劇団四季のチケットを初めてとりました。

 

初めての四季劇場で焦る

いざ当日が迫ってきて、QRコードチケットを発行して
リンクをグーグルキープに貼ってスマホですぐに開けるようにして行きました。
東京の有明にある四季劇場。
劇団四季のチケットサイトで交通アクセスについて詳しく書かれています。
家から1時間ほどですが始めていく場所で
ちょっと出るのが遅くなり、間に合うかどうか焦りました。
乗り換えを早足で行って上演15分前に劇場入り口に到着して安堵したのですが
スマホでチケットの画面が出ない!!
多くの人が一斉にアクセスしていたのでエラーが出たのでした。
気がついたら同じ状況の人が劇場入口前で滞留していて
みんなスマホをピコピコしていました。
これ、いっつもこんな状態になっているの??
チケットQRコードを印刷して紙1枚持ってきておけば良かったと強く思いました。
開演時間が迫る中、ようやくチケットが表示できて劇場内に入れました。
トイレに行っておかねば、と席に付く前にトイレに行ったら
案の定、人がいっぱい居て不安になりました。
しかし、トイレはパーキングエリアのように沢山個室があって
入口と出口も別々にあったのですごく並んでいたのがすごくスムーズに進んで
ちゃんと開演時間に席に着けました。
さすが大きな劇場はよくできている!上映2分前着席のギリギリセーフ。
会場は満席で幼児から老人まで老若男女が来ていました。

 

素晴らしきかな舞台劇「ライオンキング」

創意工夫溢れるアフリカの表現

「ライオンキング」は期待以上でした。
最初から圧倒されまくりで鳥肌が立ちまくり最後には涙が出ました。
独特の衣装や仕掛けでアフリカの野生動物を人間が表現していて
どの動物も本当っぽい動きと演劇らしいアレンジがあり驚かされっぱなしです。
近景と遠景の使い分けもあって人形劇や影絵にもなっていました。
群れの表現も素晴らしく遠くにいたヌーの大群が近寄って来るときは
本当に怖かったです。
動物だけでなく草も木も人間が表現していて
キャラクターの移動に合わせて動いたり舞を舞ったりしていました。
雲や太陽や星や岩や谷や川や滝も
見事な舞台装置で角度を変えたり場面を変えたりして
まったく飽きさせません。
キャラクターが登ったり落ちたりして縦の空間もよく使われていました。
見せ方の創意工夫だけでも面白く、見に来て良かったと思えます。

物語とキャラクターと歌と踊り

そして見せ方だけでなくシナリオが完全無欠で洗練の極みだと思いました。
王国のお家騒動から敵討ちものになるのですが
これって老若男女誰でも入りやすく分かりやすく
痛快で最高のシナリオですよね。
これに悪役の苦悩と
主人公に植えつけられた罪悪感があるのが良いと思いました。
罪悪感の克服はなかなか難しいです。
主人公は気にしない術を身につけて何もかも忘れてしまいます。
しかし大事なことを思い出して悪党と対決する決意をする。
もうそのシーンがね、圧巻なんですよ。
歌と踊りと主人公の気持ちが最高潮で
とにかく。とにかく最高なんですよ!
息子と父で見たらより良いと思います。
私も息子がいたらな~って思いました。

これは言ってしまえば父と息子の胸熱物語なのですが
ヒロインも頑張っていて良かったです。
かなりのキーパーソンで彼女が居なければ
どうなっていたかと思えます。
しっかりしていて強くて惚れ惚れしてしまいます。

シリアスなキャラクターばかりでなく
ディズニーアニメを思わせるコミカルなキャラクターも活躍していて
ほどよく笑わせてくれます。
全ての要素がバランスよく揃っていたと思います。

場面ごとに気持ちを表現する歌と踊りがありどれも素晴らしく
命が生きる力強さと美しさに溢れていて元気をもらえます。
とく女性キャラの歌がみんな声がよく透って会場全体にも心にも響きました。
アフリカとエスニック音楽の好きな人には堪らないでしょう。
あと、あと
もう最後に書いちゃうけど 役者さんの逞しい体つき
厚い胸板が良かったです。
最高でした!

 

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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

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