主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

貼ったポスターを剝した日

2019/07/23
 
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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

今日は7月22日

参議院選挙が終わったので選挙用のポスターを剥がしに行かねばなりません。

世の中には貼りっぱなしで良いポスターもあるそうなのですが

我々の貼っていたポスターは選挙後に剝すものでした。

何より私は7月に入ってからポスター貼りのお願いの際に

「選挙期間の束の間だけ貼らせて下さい。

選挙が終わったらすぐに剥がしに参ります」

と言って貼ってきたので

速やかに行動せねば、と動き出しました。

一緒に貼って回った仲間の一人が「

車で一緒に回る?」と言ってくれたのですが

車のナビゲーションをする自信がなくて

一人で自転車で回ることにしました。

 

私は3月の末からポスター貼りボランティアをやってきましたが

3~5月は東京で、6~7月は地元埼玉県川口市で活動していました。

色んな人と一緒に2人~5人のチームで回っていましたが

それぞれが自分の地元で活動するようになって

最後の方は一人で回っていました。

6月~7月20日までに地元でポスターを貼らせてもらったお宅は29軒

我が家をあわせると30軒

うち5軒はすでに何らかの理由で剥がされていました。

今ポスターのあるお宅を自転車で回って剥がしに行きました。

全部のお宅でちゃんと挨拶してお礼を言って

「これからもよろしくお願いします」と言って回りたかった。

留守宅はまた今度訪問することにして次々に回っていくと

どのお宅の方も 優しくて「ご苦労様です」って

「2議席でしたね」ってちゃんと気にかけてくれていて

「またよろしくお願いします」と言うと

「うんうん」って感じで受け止めてくれて

山本太郎が当選しなかった事は残念がってくれました。

初めて訪問した時は警戒心を持ってて厳しい感じだったのに

何日もポスターを貼って下さって

身内を見るような眼差しで接してくださる。

何軒か回って

私は遂に涙があふれてきました。

嬉しいのか悲しいのか悔しいのか

マイナスなのかプラスなのか分からない涙がドバドバでてきました。

自分がどんな気持ちか分からないで顔がくしゃくしゃになるので

もうお宅を回るのは別の日にして引き上げて帰りました。

ちょうど曇り空も泣きだして雨が降ってきました。

 

街のいたる所に思い出がいっぱいありました。

仲間と共に何件も回って

断られたり留守だったりするのを乗り越えて

やっと見付けた貼らせてくれるお宅。

宝探しの宝の様な 砂漠のオアシスのようなお宅。

苦労してやっと巡り合えたお宅。

このお宅はあの人が了解を得てくれた所

このお宅はあの人が

このポスターはあの人が貼ってくれて

ここは ここは あの時は・・・・

晴れの日もあった曇りの日もあった雨の日もあった

暑い日も寒い日もあった

迷子になった日もあった仲間割れした日もあった

励まし合ったりイラついたり喜びあったり残念がったり

一人で心細く不安だった時もあった。

大量のチラシを持ってカバンが膨らんでて

地図を見まくる怪しい人だった。

 

その場所をただ通り過ぎるのではなく

お宅にピンポン押して お宅の方に声をかけていくと 

何かが胸にいっぱいいっぱいになってきて

わっと溢れて泣いてしまいました。

 

4月から7月の3カ月ほどの間に

山本太郎は一人で「れいわ新選組」を立ち上げて

一般庶民から寄付を募って

一口何千円程の寄付が四億円にまでなりました。

それを元に9人の候補者を集めて参議院選挙を全国で戦うことにして

党全体の得票から優先的に議員になれる特定枠という制度を使って

重度障害者の候補者を2人入れました。

全員なにかの当事者という今までにないユニークな候補者たちと

街頭演説しまくって全国行脚して選挙を盛り上げてきました。

もう、ここまで全部冒険と快挙しかないです。

 

そうして昨日の参議院選挙

れいわ新選組は228万票で2議席を得ました。

政治団体だったのが政党要件を満たして政党になれました。

快挙です。

重度障害者の人が2人も国会議員になりました。

民主主義の前進、世界的快挙です。

当事者目線で体の不自由な人に生きやすい社会を作る人たちです。

高齢化社会のすごい希望と言えましょう。

これは凄いことです。

私たちの努力は実っています。

私たちはよくやった。

 

だけど太郎が 

山本太郎が落ちてしまった。

 

何のためにここまで頑張ってきたのか

私は最初から最後まで山本太郎に国会議員で居てほしくて頑張ってきました。

太郎が冒険するたびに

「バカヤロー」「もっと安全策うてー」と思ったものです。

「本物のバカちゃうか」って不信感にあえいでフェードアウトも考えましたが

太郎が保身をせず冒険するのは「志が高い」ということなんだと理解して

なんかもう離れられなくなりました。

選挙開票の晩はあとちょっとの数字がなかなか増えなくて

なかなか寝れませんでした。

太郎は落選しました。

次は衆議院選挙だ!

これで良かったのかも、総理大臣になる日が早まったのかもしれない。

参議院選挙1回で安倍政権を倒せるとは思ってなかったし

これからも続けて頑張っていこうと思いました。

SNSを見る限り仲間の多くが同じ気持ちでいます。

頼もしいかぎりでワクワクします。

だけど

今日は泣けました。

山本太郎が当選していたら・・・そう思ってやみません。

 

 

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