主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

困っている人を助けるには何が必要なのか?

 
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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

先日、ワールドカフェに参加した漫画を描いて出しましたが

あのワールドカフェに参加した後、色々考えてしまいました。

とくに「困っている人を助ける」ということについて

「困っている」という状況は

当事者の頭の中が「どうしよう」でいっぱいって事かな?と

いかなる状況でもその状況を言葉にできたなら

情報を掴めたり、人の力を借りれたり

なんとかなるのではないかと。

本人が状況を言葉にできる所からしか救いようがないのかと思いました。

問題を大きくとらえていたり、自分を過小評価している人は

すぐに頭の中が「どうしよう」でいっぱいになって言葉が出なくなります。

私もよくそうなります・・・。

そうなったらしばらくそのままです。

どうしたらいいのか分からないから動きません。現状維持しかしません。

居ても立ってもいられなくなるような

心か尻に火が付くような状況になって、ようやく動き出します。

状況の方が変わるんですね。諸行無常で時間がたつから。

自分一人で変わるのは時間が要ります。

自分から問題を小さく区切ったりキーワードを見つけたりできないです。

定期的に会う人々が居ると自分一人よりは変わりやすいです。

人間関係が心や尻に火をつけやすくするし、情報の出入りもよくなります。

やっぱり「孤立」はいけないなぁ・・・

そこでもう一つ思ったのが

状況説明だけではなく「未来への展望」が必要なのでは?と

困った状況を脱却するだけでは一時凌ぎに終わって

またすぐに同じ状況に陥るのでは?と

困っている人を救うには新しい軌道に乗せないとダメなのではないか?

今までと違う新しい軌道に乗ること

それが問題解決であり成長なのではないか!

そう思いました。

貧困問題ならば

「金で貧乏は救えない」という言葉が昔からあるように

お金より仕事があった方が救われるんだと思います。

日々従事することのできる仕事。

仕事をすることで孤立せずに済むし、心も落ち着くのでは?

困る事が減ると思います。

今の人は仕事に就いてもすぐ辞めちゃう。とかよく言われてますが

長く続けても安月給のままとか 子育てできない仕事じゃ困ります。

やっぱり「未来への展望」が必要なんだと思います。

「展望」なんて言ったら大げさかもしれないけれど

日々仕事に従事した暁に10年後、100年後、世の中はもっと良くなっている。

子供や孫の代にはもっと素敵な時代になっている。

そう信じられる仕事なら頑張って続けようって気になると思うのです。

孤立しないで社会に貢献できる仕事が多くの人にあれば

困った状況も困る人も減ると思います。

「行政が細やかなサービスをしていく」なんて目指すのではなく

社会が新しい軌道に乗らないとダメなんだと思いました。

思えばアベノミクスが始まった頃

実体経済が伴っていない景気対策をしても意味はない。と

国策で新しい産業を興していかないと不況はぬけられない。

金子勝教授とかが言っているのを聞いた覚えがあります。

オリンピックとか万博とか

世界が飽きるくらいやったイベントは打つ手が違う。

国策で新しい産業を興すんですよ!

年配の方々は右肩上がりの時代の発想が抜けきらない。

焼け野原からの復興は右肩上がりだから展望しか無くて

探さなくても仕事が有って

仕事を選ばなくても豊かになれたのかも・・・

「昔は自然にできていた事が今はどうしてできないのか?」

上の世代からそんな事言われたって~~~

誰もがみんな自然の流れに沿っていただけなのか?

舵取りはしなかったのか?世の中の舵取りはどうなった?

資本主義は焼け野原でしか展望が見れないのか??

そんな風に思います。

草も生えないコンクリートジャングルで新しい軌道を探すには

「何を一番大事にしたいか」

これをハッキリ言葉にするのが大事だと思いました。

「どうしよう」のドツボに陥らない大事なポイントです。

「経済」とか「お金」は手段なんだと思います。

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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

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