腐草蛍と為る
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七十二候の「芒種」次候は「腐草蛍と為る」(ふそうほたるとなる)といいます。
新暦で6月10日頃から6月15日頃のことで
蛍が光を灯して飛び交う時期です。
私は蛍のイメージは8月とか晩夏と思っていたのですが
もう?って感じです。
昔、子供のころホタル狩りに行ったのですが
夏休みもたけなわの頃でした。
でも蛍の羽化が5月から6月で
6月から7月がホタルの観賞時期の様で
蛍観光スポットとかは6月の中頃がかき入れ時です。
日本には40種もの蛍が居るので
平均からずれて夏休みに見れる奴も居るってことでしょうか。
蛍は成虫になってからは5日くらいしか生きていないそうです。
私はもっと短いと思っていました(;^ω^)
水中で10か月幼虫時代を過ごして
陸に上がって繭になって30日後、孵化して飛んでいくという。
トータルするとべつに短くない!儚くない!
昆虫にしては長寿にも思えます。
蝉にちょっと似てますね。
夏を代表する二つの虫は似てるんですね(●^o^●)
この二つを使った諺があります。「蛍二十日に蝉三日」
旬が短いことのたとえ
夏の旬は短い。
暑くて腐りやすいからかも。
昔の人は腐った草がホタルになると信じていたようで
そう知るとなんとも詩的な感じがします。
蛍の光は何かと幻想的に感じさせます。
参考文献
日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー 白井明大著 東邦出版
参考サイト
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