「豊島区・北区・荒川区 起業家交流会2017summer」に参加しました
8月25日に東京都の豊島区、北区、荒川区の3区合同の「起業家交流会」に行ってきました。
知り合いの社長さんが「行ってみたら?」と教えてくれたので
区のHPから応募して行ってみました。
東京都北区の「北とぴあ」という17階建の複合文化施設のホールで
金曜日の18時から20時45分までの開催で
前半がトークセッションで後半が立食交流会になっていました。
トークセッションは
革製品の会社「株式会社 万化」を営む長谷川 真弓社長と
無添加食品のカフェ「natural caféこひきや」を営む朝倉 脩登社長が
スライド付きでご自身の経験を語ってくれました。
司会の永澤 映さんがとてもいい感じで質問とツッコミを入れてくれたので
ズイズイ話が深くなっていって面白かったです(゚∀゚)
目次
長谷川社長の話
長谷川社長は建築科の学生だったのに革製品を作ることにハマって
最初は路上でゴザ引いて商売していて警察に何回も捕まったとか。(何回もか~)
セレクトショップに売り込みに行くようになってからも何も分からず
やりながら分かっていったそうです。
全国各地の職人さんとコラボして今までにない商品を開発していると
何度も周りの人に助けてもらっている支えてもらっていると言っておられましたが
まずは人に頼る前に自分で最初から最後までやってみるそうで
大変さが分かった上で人に頼むようにしている。と
なんとエライ!
鹿革に漆で模様を描く印伝の流れで蛇革に漆で絵を描いた商品等を作ったり。
自分で実験して仕入れた革を90%を使えなくしてしまったり、
売上のほとんどを製品開発にまわしているとか。
そしてできた物は1年は自分で使ってみて
耐久性など確認してから商品として出すようにしていると
だから時間がかかる。
だけど自分がそうしたい、と思ったからそうするしかないって
グッときました!(´;ω;`)
朝倉社長の話
朝倉社長は最初はIT系の会社員だったのですが
お客さんの顔が見える仕事がしたい。と料理が趣味だった事から飲食のお店を開くことに。
日本文化が好きだから出汁を世界に広めたいってうどんがメインのカフェにして
うどんがメインだけどランチが1500円って(;^ω^)
スライドにあった画像ではチャーシューがのってたりするラーメンみたいなうどんでした。
うどんの他にケーキとかもあるそうですが
無添加で他所にないメニューを開発して高価格でも売れる商品にしているそうです。
シャッター商店街で凄い挑戦をされています。
未経験であるからなんでも分からない事が訊けるって
仕入の仕方が分からないからって近くの市場に張り込んで
出入りするトラックを写真に撮って企業の連絡先を検索して電話をかけて
「今度お店開くんですが仕入ってどうやるんですか?」って訊いて
何食わぬ顔して堂々と「誰誰さんの紹介でーす」って市場に入っていった。って
(;´Д`)すごーい!!
トークセッションまとめ
他にも色々凄いエピソードがありました。
お二人共朗らかに軽やかに語られますが
体当たりとか、やってみるとか、苦労は半端ないと思います。
渦中に居るときはさぞ怖かったと思います。
もう、なんか想像して泣きそうになります(´;ω;`)
長谷川社長は起業家歴17年で会社を畳んでまた起こしたり
豊富な経験を活かしてコンサルもされているようです。
永澤さんがまとめで
「お二方とも共通点は高額でも売れる商品があること」と言ってくれて
ああ!そういえばそうだ!って気づきました。
これ、生き残るための必須なのかな?って思いました。
他所にない商品開発とキチンと顧客に価値を伝えられているのが成功の要因かと。
たくさんのロスを出しても自分を信じて新しいことにチャレンジし続けろ!
ってことですね(;・∀・)
(物質的にも精神的にも)たくさんのロスに持ちこたえるには
どうしたらいいのか訊いとけば良かったです(;・∀・)
後半の交流会にお二人も参加されていたのですが私は声がかけられませんでした(;・∀・)
交流会
交流会は公演していた会場のホールをパーテーションで区切った後ろ部分で行われました。
トークセッションが終わって10分休憩してから始まりました。
参加者は最初に受付で1500円払っていました。
トークセッションを聴いていたほぼ全員が参加しているようでした。
立食パーティー形式でテーブルがボン!ボン!と6個くらいありまして
各テーブルに飲み物があって
前の方にバイキング形式の料理皿がありました。
正直、料理は味も量も大したことないですヽ(・∀・)ノ
でもスタッフさんがマメに動いてくれていてキレイで快適でした。
参加者は起業家と企業予定者で老若男女色んな方が居ました。
全員で60人くらいかな?
皆さんが何歳なのかは分かりませんがパッと見
30代40代60代が多いってカンジでした(;^ω^)
女の人も結構いて明るい雰囲気でみんな積極的で居心地良かったです。
こんなに雰囲気のいい交流会はあまりないぞって思いました。
私はなるべく自分のことより相手の話を聞こう!と思っていました。
だからいい質問ないかな~とか考えて
一人につきけっこう時間をかけて会話していたのであまり多くの人と関われませんでした。
相手にとっても迷惑だったかな??(;^ω^)
セルフマガジンを持って行ったので自己アピールはそれに任せました。
フライヤーを持っている人はワリといましたが
セルフマガジンを持ってきている人は私だけのようで
黄色い表紙が目立ったのか
「何それ頂戴」と興味を持ってもらえたりして
ホント持って行って良かったです(重かったけど)
20冊くらい持って行って全部配りました。ヽ(*´∀`)ノ
これが仕事に繋がるかどうかまだ分かりませんが良い経験ができたと思いました。
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Comment
こんにちは
これからの時代、働ける間は働いてください、と言う時代に入って行きそうですね、そのこと自体は、自営業の人や営農家はやっていますが、定年退職した人が改めて仕事をすることは大変なことですね。若い人が自立するにしても、未経験の事に対して道を開いて行く事のエネルギーは大変な事のですね。
私も動ける間は、働きたいと思ったり、起業すると言う事 も田舎の街でできる、田舎らしい事があれば楽しいと思ったりもしますね。
でも、ノンビリ考えていると、年ばかり取ってしまいますね。
藤原さん
コメントをFBとブログに二つ、ありがとうございます!
もうホント、日本社会は体が動く限り働いて自分を自分で支えなさいって感じになっていってますね。それでいて雇用は条件厳しいままですし企業の寿命も短くなっていると思います。働き盛りの年齢でお勤めを辞めて好きなことで起業するって言う人はけっこう私の周りに多いです。みんな「このままじゃいけない」って思ってるんですよね。
「田舎の街でできる、田舎らしい事」というのはこれからの時代に合っていると思います。でも「それってなんだろう」って考え込んだり「大丈夫かな」って思ったりしますよね。
「ノンビリ考えていると、年ばかりとってしまいます」ってすっごい分かります。でもファッションじゃない事は時間がかかるものですよね。
写真でなく漫画やカットでレポートするのはいいですね。コミックエッセイかな?
人物ポーズで悩んで漫画をあきらめた? 所帯を持ち夢ばかり追ってばかりじゃいけなくて
漫画の吹き出しネームに張り込む写植。写植学校に通い,写植会社に勤めて
自営でやりました。細君は会社勤めで保育所に子供を預け写植の印字。
印刷所からもらって印字じゃ単なる下請けで、異業種交流会にも顔を出しましたね。
さわや様のブログに合わせて,話題を振り込みました。すみませんです。
現在は漢字パズルやアロークロスの問題を作っております。作品の中で自らのカットも入れているのも
あります。最近送られて来た漢字パズル雑誌です。
https://www.instagram.com/p/BYPlq2Zgchd/?hl=ja&taken-by=hyakuhyow
haykuさん
ご自身のことを教えて下さってありがとうございます。恐れ入ります。
結婚してからは夢ばかり追っていられなくてなんとか仕事にしなければ、というのはすごくグッと来ます。
印刷所からもらう仕事が下請けになるというのもよく分かります。なんとか下請けじゃない仕事をとろうと交流会に出ていくというのもすごく分かります。
みんな足掻いて、もがいているんですよね。