主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

「阿・吽」を読んだ感想

 
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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

私の大好きな漫画家さんのおかざき真里先生が

月刊スピリッツで連載している漫画「阿・吽」

空海が主人公の物語で最近9巻が発売しました。

私は3巻まで買って読んでそこでしばらく止まっていたのですが

友人がノリノリで購読中だったので

4巻から9巻まで一気に買って読みました。

すごく面白かった~~~~

空海がちょっといいヤツになりました。

1~3巻は空海が勝手でワガママでちょっと好きじゃなかったんですが

巻が進むにつれて空海が活躍する場面も新キャラも増えて楽しいです!

とくに遣唐使になって唐に渡っている所は画面も華やかで

次から次へと唐のすごい人たちが出てきてドキドキします。

般若三蔵が出てきた時は「SFだー!」と思いました。

言の葉が管になって口からたくさん伸びて垂れているって

やーホントどこもかしこも表現がすごいです。

坊さん同士が経典を一緒に読むシーンはロックバンドのセッションのように

熱く異次元へいざなってくれます。

漫画じゃないとできない表現だと思います。

別に何か敵と戦ったりしているわけじゃなく

極めて真面目な空海の伝記ものなのですが

表現がもう!もう!はああああ~~~ってなります。

おかざき真里先生の漫画を読むといつも漫画ってこんなにも自由なんだって

嬉しくなります。

最新刊の9巻で「薬子の変」が終わるのですが

坂上田村麻呂が素晴らしかった。

こんな、変の収め方、ありですかー?って

この悩める代将軍ならありだなーって思えて感動でした。

そしてそのあと薬子も田村麻呂も・・・・

薬子はけっこうやっている事や言ってる事が酷いのですが

最初に不遇だった頃を描いてあるのでキライになれないキャラでした。

キャラを魅力的に描くのがホントに上手い!

唐から帰ってから最澄が不調でなんだか可哀想な感じになってます。

あんなに他人を思いやる純粋な優しい人がそれゆえに不遇になっていきます。

なんだかこの物語を見ていると

沢山出てくる天才たちに序列ができていってて

天は才能を与えた人をさらに選んで贔屓するんだなって思いますし

世のため人のためというよりも己の心に従うのが一番いいのではないかと

思えてきます。

まぁー最澄さま程のお方になると

心から素直に世のため人のためと思っておられるのでしょうが

自分の好奇心や探究心を重視したり

ワガママな方が結果的に世のため人のためになるんじゃないかって気がします。

物語の中に

「新しい時代を作る」「人々を救う」というようなフレーズがよく出ます。

今の時代を生きる私に刺さります。

人々を救うにはそれまで無かった哲学や考え方世の中の見方が要るのだと

そう思います。

歴史的に空海ら天才が本当に新しい時代を作った事が証明済みで

私たちは天才が大仕事を成し遂げた後の時代に生きているのだなって思います。

密教が新しい時代を作る原材料になっています。

密教ってなんなの?ってロクに知らない私ですが影響は受けていると思います。

こういう漫画が読めるなんて幸せです。

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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

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