主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

嘉承の菓子

 
この記事を書いている人 - WRITER -
常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

今日は6月16日和菓子の日です(^O^)/

旧暦のこの日に和菓子やお餅を神様にお供えして無病息災を祈り

お供えした後お菓子を食べるという(定番ですな)習わしがあります。

これを「過剰食い」じゃなくて「嘉承食い」(かじょうぐい)といいます。

自分の好物だからこそ神様にお供えするのかな

嘉承というのは一説によると

仁明天皇が健康を祈り、十六の菓子や餅を神様にお供えして

元号を嘉承に改めた。という故事がもとだとか。

現代では十を一にカウントして十六個ではなく

七個のお菓子をお供えすることも。

ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン

十を一にカウントするなんて勿体無い!なんて思いましたが

七個でもけっこう多いですね。

食べる人が大勢いないと食べる前に硬くなってしまいそうです。

そう思うと十を一にするのは現実的かしら(^_^;)

やっぱり自分たちが食べることが大事なんだーー!!

当然だよな。

現代でも和菓子屋の老舗「とらや」で

嘉承のお菓子が七個セットで売っています。(要予約)

今日は半月一歩手前の月ですが

旧暦6月16日は満月です。

ここに16個の意味があるんでしょうね。

 

 

参考文献

暮らしのならわし十二ヶ月 白井明大著 飛鳥新社

 

この記事を書いている人 - WRITER -
常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© かきのタネ , 2017 All Rights Reserved.