主婦をしながら漫画・イラスト制作してます。常夏さわやのブログ

女城主直虎の最終回を見て

 
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常夏さわや(tokonatsu sawaya) 1981年神戸市生まれ 現在埼玉県川口市で夫と二人暮らし。  まんが、イラストの受注製作をしています。

もう火曜日になりますが大河ドラマの話をしましょう~

「女城主直虎」終わっちゃいましたね~~~

先週の次回予告を見たとき「えっ最終回?」って

どないして終わるんや?思いつつ終わろうと思えばいつでも終われる感じもしました。

「本能寺の変から何年後~」とかやるのかなって・・・

そんな事はしなかったですね~

人質の自然少年の存在で本能寺の変がグッと締まりました。

少年を守れて良かったです。

少年を守った後、直虎の体調が悪くなって

結核だったら長患いだな、と思ったのに

けっこう早く死んじゃいましたね。

笛の演出はお見事!

虎松のもとにあるはずの笛が何故かなくなっていて

病床の直虎の元に笛の音が聞こえる~

少年の亀と鶴が迎えに来て

直虎も10歳のおとわになっていて・・・

「行きたくない」っていっていたのに龍雲丸少年が現れると行こうとする・・

3人の男の中でカシラの事が一番好きなのね!って思いました。

そしてそのカシラも亡くなっている。

海辺に船の破片が散っている。ワンカットで分かりますね。

そして子供4人で井伊家の古井戸をのぞく

そして大人の直虎が井戸のそばで眠る様に亡くなっている。

上手いですね~

突然の死がおかしくなくてアリな感じがします。

「あれから何年~」というのを直虎にさせたくないんでしょうね。

直虎の死後の虎松がいい(≧∇≦)b

呆然としてしまうのも

直虎を心の支えにしていたところがあったんだろうなって。

和尚さんから碁石を貰って気合いを入れ直したのもいい(≧∇≦)b

「石を継ぐ者」ってこれかー!って思いました。

石と意志をかけていたのか?だいぶ前から( ̄▽ ̄;)

気合を入れ直した虎松が難しい仕事をきちんと自分なりのやり方でやり遂げる。

潰れた家の子だから前髪の若造だからこそできる説得がある。って

ホンマになるほどな~って思えるので

こういうところがこのドラマの偉い所だな~って

前編通して様々な困難をそのキャラらしい知恵で乗り越えてきました。

全部説得力がありました。

「わろてんか」にこれがあればーーーって(^_^;)

困難を知恵なしで熱意や周りの優しさだけで乗り越えちゃダメですよ~

虎松が「直政」になるのは

和尚さんが家康にお願いした、というか提案したんでしょうね。

和尚さんは手紙を家康に届けてまもなく亡くなったんでしょうね。

いつもさりげなく重要な事をする和尚さん。

最初から最後まで大活躍でしたね。

直虎よりも長生きするとは思っていませんでしたが

和尚さんの最期は見たくなかったのでこれで良かったと思います。

和尚さん好きだ!

 

直政が元服した時

武田の赤備えの侍大将達を召抱えることになって

そうかこれが井伊家の赤備えの始まりなのか(*゚▽゚*)って

こんな最後に分かるとは

もっと早い段階でエピソードがあるのかと思ってました。

武田家ルーツということは真田幸村と同じ?

関ヶ原で対峙するんですよね~~(*-∀-*)

このドラマの後半は前の大河と時代が被っていてニヤニヤして見てました。

 

最後に碁石で「完」って。

けっこう驚きました(^_^;)

小野但馬守正次の顔が出てくるかと思ったら手だけだった( ̄▽ ̄;)

いっぱい意表を突かれたわぁ

でもユーモアがあっていいな♪って思いました。

これは「物語」だったんだな、って思わされます。

キャラにグーと感情移入しまくってたら拍子抜けしたかもしれません。

しかしイイ感じで距離が保てていたと思います。

なんででしょうね(≡∀≡)?

この距離感のおかげで「あー面白かった」って感じになります。

エンターテインメントですねェ。

直虎ロストにならない。あまり尾を引かない。

悲劇で終わらず直政が活躍していく感じで終わったのも良かった。

もうすぐ戦のない時代になって

長い徳川幕府の平和な時代を井伊家がささえていくんだって

希望を感じます。

虎松は仕える主人を間違わなくて良かったなぁ。

織田家や豊臣家に使えていたら井伊家は終わってたでしょうね( ̄▽ ̄;)

 

「女城主直虎」は信長や家康のように歴史の表舞台で大きく活躍する人の物語ではなかったですが

立派な大河ドラマで見ごたえが十分ありました。

実に毎回毎回ドキドキハラハラさせてもらいました。

どのキャラクターもいい感じで和尚さんとか

近藤殿とか鶴とかよくこんなキャラを、人生を、描けるなぁって思います。

どのキャラも好きですが正直キャラよりも物語に魅せられていました。

いつも力強かった!

脚本家さんホントすごいと思います。

いつも頑張っていたと思います。

観る者の予測の上を行くために「これでもか」というくらい考えられていました。

面白くすること、分かりやすくキレイであること

良いものを作ろうとする執念を感じました。

圧倒され感動し勇気づけられました。

脚本の力、物語の魅力を改めて思い知らせてくれた1本でした。

「女城主直虎」を見れて良かったです。

 

来年の大河も面白そうで楽しみです!

 

 

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