嘉承の菓子
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今日は6月16日和菓子の日です(^O^)/
旧暦のこの日に和菓子やお餅を神様にお供えして無病息災を祈り
お供えした後お菓子を食べるという(定番ですな)習わしがあります。
これを「過剰食い」じゃなくて「嘉承食い」(かじょうぐい)といいます。
自分の好物だからこそ神様にお供えするのかな
嘉承というのは一説によると
仁明天皇が健康を祈り、十六の菓子や餅を神様にお供えして
元号を嘉承に改めた。という故事がもとだとか。
現代では十を一にカウントして十六個ではなく
七個のお菓子をお供えすることも。
ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン
十を一にカウントするなんて勿体無い!なんて思いましたが
七個でもけっこう多いですね。
食べる人が大勢いないと食べる前に硬くなってしまいそうです。
そう思うと十を一にするのは現実的かしら(^_^;)
やっぱり自分たちが食べることが大事なんだーー!!
当然だよな。
現代でも和菓子屋の老舗「とらや」で
嘉承のお菓子が七個セットで売っています。(要予約)
今日は半月一歩手前の月ですが
旧暦6月16日は満月です。
ここに16個の意味があるんでしょうね。
参考文献
暮らしのならわし十二ヶ月 白井明大著 飛鳥新社
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